スマートフォンの登場以来、異性との出会い方は大きく変わってきました。
「出会い」で絶対的に伸びているのが「マッチングアプリ」です。各アプリは恋人探しや結婚相手探しという言葉を掲げていますが、中には浮気目的で使う人も数多く存在しています。
マッチングアプリは、自分と関連性がほぼ無いに等しい異性と会うことができる為、「浮気をしやすい」と言えるからです。
この記事では、マッチングアプリを使った浮気の特徴と、その対策についてお伝えしていきます。
目次
マッチングアプリの特徴
マッチングアプリは、実は非常に「浮気に向いている」という特徴があります。
何故なら、マッチングアプリは人間関係的に自分から遠い異性と会えるからです。
職場の同僚や地元の友人の中で浮気をするのと、マッチングアプリで偶然マッチした異性と浮気をするのでは、心理的ハードルがかなり低いですよね。
周囲にバレる可能性が全く違いますし、マッチングアプリで出会った異性であれば、別れた後に周囲に影響を及ぼすことはほぼありません。
こういったことから、マッチングアプリは浮気に向いていると言えるのです。
マッチングアプリを使った浮気の現状
マッチングアプリを使った浮気の現状について見ていきましょう。
実際の浮気調査の相談では、浮気相手が職場の同僚だったり同窓会で会った旧友だったりが半分を占めますが、4件に1件は「間違いなくマッチングアプリで出会ったであろう」という方に当たります。
調査を進めていくと、2人の共通項が少ないのも特徴です。そして、マッチングアプリの場合は1人と浮気をしているだけでなく、複数人と浮気をしているのも特徴です。
このようにマッチングアプリを通じた浮気の相談は年々多くなってきていることと、複数人と関係を持つという特徴があるのが現状です。
マッチングアプリを使って浮気をする人の特徴
それでは、マッチングアプリを使って浮気をする人の特徴をみていきましょう。
これらは全て私が相談を受けた中で特徴だと感じたものです。
マッチングアプリを使って浮気をする人の特徴 ①生活圏に出会いが少ない
例えば平日は朝から晩まで社内で仕事、休日は家族で過ごす。浮気をしたいけどこういった生活をずっと送っている人は、マッチングアプリを使うしかないのです。
そもそもこの生活を円滑に送っている人は浮気はしないように見えますが、浮気を考えてなくてもマッチングアプリの「広告」と触れるタイミングは、スマートフォンを使っている限りどこかであるものです。
出来心で登録、異性を見ていたらマッチしてしまい。。。というケースは少なくないようです。
生活圏に出会いが少なく出かける時間が少ない人ほど、自宅でスマートフォンを何気なく触っている時間は多いので、広告から勧誘される可能性は高いのです。
マッチングアプリを使って浮気をする人の特徴 ②出張が多い
パートナーに出張多いという方は要注意!
出張の夜はフリーになる時間が多いですよね。かと言って知り合いもいないので時間を持て余す。。。
そんな状況にぴったりなのがマッチングアプリです。出張先のエリアに限定して使用すれば、知り合いに見られる可能性が少ないというのも使用のハードルがかなり下がります。
そこで知り合った人と再びデートをする。そうなれば、その相手は「出張先の浮気相手」となります。
出張が多いというのは、マッチングアプリを使って浮気をする人の特徴と言えるでしょう。
マッチングアプリを使って浮気をする人の特徴 ③飽き性
マッチングアプリの特徴は、何と言ってもたくさんの異性を選べるというところでしょう。
1人に飽きたら、また別の人とマッチ。マッチングアプリは飽き性の人にはぴったりの構造なのです。
アプリの構造も飽き性の人にぴったりですが、マッチングアプリ自体も数多くリリースされているという点も同様です。
1つのマッチングアプリに飽きたら次のマッチングアプリをインストール。アプリ自体をすぐに変えられるというのも、飽き性の人を刺激する要因なのです。
もし、パートナーが飽き性の場合は気を付けましょう。
マッチングアプリを使って浮気をする人の特徴 ④恋愛依存症
弊社へ相談に来る方の対象者たちは、不貞行為をする目的でマッチングアプリを使用している方が多いです。
しかし、中には恋愛の刺激を求めてマッチングアプリを利用する方もまた多いです。
マッチングアプリ特徴の1つとして、初対面の異性とたくさん会えるということが挙げられます。
恋愛依存症の人は、この「初対面の異性と出会う緊張」が好きな人が多いのです。これを味わうためにマッチングアプリを使うという人がいるということも覚えておきましょう。
マッチングアプリを使って浮気をする人の特徴 ⑤容姿に自信がある
マッチングアプリで異性に実際に会うためには、相手とマッチングしなければいけません。
そして、マッチングアプリは9割の人が0.1秒以下でマッチするかどうか判断しています。つまり、初めに目に入る「顔の写真」でマッチするかどうかを判断しているのです。
そこをクリアしてから、ようやくプロフィールを読むという流れが一般的のようです。
つまり、容姿に自信がある人は短時間で複数の人にマッチされやすいので、ナンパなどよりも簡単に多くの異性と会えるということになります。
パートナーが容姿に自信を持っているようであれば、マッチングアプリは警戒しておいたほうがいいかもしれません。
パートナーにマッチングアプリを使わせない為の方法
それでは、パートナーにマッチングアプリを使わせない為の方法をお伝えします。
スマートフォンの中のものなので絶対に使わせないというのは難しいですが、より使いにくくする方法はあります。心配な方は、できることをやっておいたほうがいいでしょう。
パートナーにマッチングアプリを使わせない為の方法 ①自分の同性の友人がマッチングアプリを使っていることを伝える
マッチングアプリを使わせないことの一番の抑止は、自分と同性の友人がマッチングアプリを使っていることを意識させることです。
例えば彼女の親友がマッチングアプリを使っている場合は、彼氏としてはもしかしたら自分がやっていることがバレるかも?という心境になりますよね。
その状況を作り出せれば、多少の抑止にはなるでしょう。
あくまでも、自分が疑っているというよりは普通の話題として伝えてみましょう。
正直、テクニック的な抑止方法はこの方法一択だと思います。
パートナーにマッチングアプリを使わせない為の方法 ②関係を見つめなおす
そもそもパートナーがマッチングアプリを使うということの本質は、「遊びたい」「新しいパートナーが欲しい」と言った感情です。
つまり、現状に満足できていないことからくる行動ということです。その本質的なパートナーとの関係改善を一度考えることで、マッチングアプリを使うよりも手前の問題が解決できるでしょう。
何故マッチングアプリを使うのか、何故現状に不満なのか?深堀していくと、原因と改善方法が見えてくることが多いです。
マッチングアプリを使っていただけで不貞行為の証拠になるのか
それでは、ここで「不貞行為の証拠」とマッチングアプリの関係をお伝えします。
結論から言うと、「パートナーがマッチングアプリを使用していた」だけでは不貞行為の証拠とはなりません。
法的に言うと不貞行為とは、民法770条に離婚事由として規定されている、配偶者としての貞操義務違反行為のことです。
上記から、単にマッチングアプリを使っていた証拠があったとしても、それがイコール不貞行為の証拠とはなりません。
つまり、ポイントは性行為があったかどうか。という点のみです。
マッチングアプリで出会った人と食事をしていただけでは不貞行為にはなりません。
不貞行為となるには、ラブホテルへ行っただとか、何度も相手の家に長時間出入りした、宿泊したなどの社会一般的にそれは不貞行為があっただろうと推測されることの証拠がなければなりません。
その部分の証拠が必要であれば、そこは探偵社などに任せたほうがよいでしょう。
ただ、マッチングアプリを使っていたというのは相手方を知る手段にもなりますので、見つけた場合はやりとりなどを記録しておきましょう。
マッチングアプリを使っていただけでは、不貞行為の証拠にはなりません。その先で証拠を撮る必要があります。
マッチングアプリでの浮気は、浮気調査はできるのか
前述と重複しますが、私の事務所にもよく「彼氏(彼女)がマッチングアプリで浮気をしている!浮気調査は可能でしょうか?」という相談はよく来ます。
結論から言うと、もちろん浮気調査は可能です。浮気の手段がマッチングアプリというだけで、あとはなんら他の浮気調査と変わりがありません。
通常の浮気調査と違う点をあえてあげるとすれば、対象者(パートナー)と浮気相手方の共通点が少ない為、相手方の特定をするときに少し遠回りする可能性がある、というぐらいです。
このことは、依頼者さんにはあまり問題にはなりません。探偵側が少し大変になるだけです(笑)
パートナーがマッチングアプリを使った浮気をしている場合は、探偵に相談してみるのは、よい選択肢だと思います。
まとめ
以上、マッチングアプリを使った浮気の特徴とその対策についてでした。
近年、マッチングアプリを使うハードルはかなり下がってきており、「危険」「サクラ」などの要素が薄れ、誰でも使いやすい環境になってきています。
アプリを使って幸せを掴む人も多い反面、浮気などパートナーを傷つける行為に使ってしまう人が多いのもまた事実です。
記事を読んでもらい、マッチングアプリを上手く使いこなす、または防御することに役立てていただければと思います。
あなたのより良い未来の為に、当記事の内容を参考にしていただければ幸いです。