株式会社TITAN 代表取締役 後藤啓佑
ー クライアントの悩みの根本を取り除き、幸せな人生へのサポートができる探偵社となる
探偵というと、いわゆる「浮気調査の証拠を撮る」存在だと認知されています。
しかし、探偵としてキャリアを積んでいくと、探偵業の仕事は「証拠を撮る」だけではないのがわかってきます。
常に、クライアントが持つ悩みの「その先」を大切にする。19歳から探偵一色で走ってきたのは何故か?探偵を、どう捉えて仕事にしているのか?
このページでは、私「探偵 後藤」について記載していきます。
探偵の事業内容とは?浮気調査が大半?
60%は浮気調査です。残りは30%が企業関連の調査、残りは嫌がらせ対策だったり、婚前調査だったりとバラバラです。
ただ、浮気調査と言っても浮気の証拠を撮るだけでなく、証拠を撮った後、その証拠をどう使ってクライアントの目的達成に向かうのか。そこのフォローも行っております。
例えば、配偶者の浮気調査をしたいという目的で来られた方でも、その後に離婚を考えているのか、事実を謝ってほしいだけなのかであればかけるべきコストや時間も異なります。
又、長年専業主婦をやられていた方が急に社会に出るには、大きな不安が伴います。
精神的に頼れる、気持ちを吐き出せる場所がない方もいますので、話を聞き、今すべきことなどの助言等まで行っています。
浮気調査と言うと若干ネガティブに聞こえるかもしれませんが、浮気調査をするというのは、1人の人間の人生の岐路になる可能性を秘めたタイミングです。
その後どう幸せな人生に向かっていくのかを後押しするのも、探偵の仕事なのではないかと思っています。
何故探偵になったのか
中学生の頃、将来の職業について考えたときに、真っ先に思い描いたのが「国際刑事警察機構」に入り、世界を舞台に働いている自分でした。
何故国際刑事なのか?ということを深堀りするタイミングがあり、書き出していくと、自分のやりたいことは「頭を柔軟に使う」「動き回る」「日本に留まらない」「人の幸せに貢献する」というキーワードが核になっているということがわかりました。
ただ、性格的に集団で集団のルールに従うことに疑問を持つ学生でしたので、公的機関は向いていないなと感じました。
そこで出てきたのが、「探偵」でした。マニュアルの無い中で頭を使いますし、足も使う仕事です。そして、クライアントに感謝される。
探偵ならどこでやろうが自由ですので、「自分で探偵になり、勝手に海外でやればいい」
こう思いまして、19歳の時に探偵事務所の門を叩き、修行しました。
23歳の時には1人でグアテマラで探偵をやるために現地に行ったり、帰国後はタイやフィリピンで探偵活動をしたりもしていました。
現在は、東京と名古屋に拠点を置き、「働いていて充実感のある探偵」から「クライアントの人生をよりよい方向に向けるお手伝いをする探偵」という感覚に変わってきています。
探偵になり12年が経ちますが、この仕事を継続できているのは、探偵という仕事が「人の幸せに貢献できる」と気づいたからだと思います。
事務所の特徴
弊社は、全国でも珍しく「探偵という職人」が集まる探偵組織です。調査現場に出たことがない人間はいません。
もちろん大企業ではない(部署の数が少ない)のもありますが、現場をしっかり経験した人間がクライアントと向き合うことを大切にしています。
調査現場というのは、常に孤独であり、行動指針は自分よりもクライアントの目的の為です。
昼夜問わず体を張る仕事を共にやってくれているのは、感謝しかありません。探偵業界というのは、ある種独立しやすい業界です。
そんな中でも、弊社で一緒にやってくれているというのは、「クライアントの悩みの根本を取り除き、幸せな人生へのサポートができる探偵社となる」というビジョンに集まってきてくれているのだと感じています。
どんな人に働いてほしいか
自分の仕事に誇りを持てる人と一緒に働きたいと思っています。あとは前向きな人です。
調査現場というのは、できない理由を探したら終わりです。どんな現場でも「ここでは張り込めません」となってしまう。
常に、「どうやったらできるのか?」を考えることができる方と一緒に働きたいです。
なによりそういう方は、一緒にいて楽しいです。
今後のビジョンについて
探偵という職業の社会的地位をあげていきたいです。
探偵は、物騒な表現をすると、誰かの武器です。1つ間違えれば社会的に「悪」と呼ばれる方向に力を使われてしまうこともあります。
そうならない為には、仕事を受ける探偵自体が自分の頭で考え、「証拠撮り屋さん」から卒業しなければなりません。
昔から、「良いことをやっているのに、何故世間からの評価は低いのだろう」と思っていました。
海外に目を向けると、探偵のライセンス制度があったり、「探偵なの?かっこいい!」などの反応が普通の地域も多いです。
日本では、残念ながらまだまだ対象者に恨まれるレベルの認知度です。
探偵業界全体が、仕事に誇りを持ち、10代から探偵という選択肢を取る人たちが多く現れるようになったら素晴らしいなと思います。
私個人としては、今後は「国際探偵機構」を作り、海外展開していきたいです。