妻の浮気が発覚し、悲しみや苦しみという感情と戦った後、「どう対処すればいいのか？」という問題が浮かび上がります。
妻に浮気をされることは人生で何度もあることではないので、対処の仕方にまずどのような選択肢があるのかも想像つかない。
そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか？この記事では、より具体的に「妻の浮気の対処方法」をお伝えしていきます。
妻に浮気された夫が知っておきたい浮気の対処方法5選
妻に浮気をされた時は何を考えればいいのか。浮気が現在進行中でも過去のことでも、浮気の対処方法は知っておきたいですよね。
女性の浮気と男性の浮気、比較すると異なった部分も出てきます。男女の浮気の違いを踏まえた上で、浮気した妻への対処法について、チェックしていきましょう。
対処法① 徹底的に話し合う
今後どうしていきたいのかを、まずは落ち着いて話し合う。妻の浮気が発覚したとはいえ、離婚はしたくないという気持ちがあるならば、2人の未来について話し合いましょう。
妻に揺さぶりをかけ言葉で責めても、あなたの気持ちが一瞬スッとするだけで、状況が良くなることはありません。
逆の立場で考えてみましょう。あなたが何らかのトラブルを起こした際、言い分があるのにも関わらず相手から一方的に責められる状況は、決して良い気分ではありませんよね。
何故浮気に至ったのかというポイントも大切ですが、過去よりも未来に意識を向け、その場の感情に任せず落ち着いて徹底的に話し合うことが大切でしょう。
対処法② 浮気相手に慰謝料を請求する
妻ではなく、浮気相手への慰謝料請求を考えてみてもよいでしょう。慰謝料請求は、特に浮気の証拠があれば妻と浮気相手どちらにもできます。
精神的な損害の賠償のことですので、浮気で精神的に傷ついたのであれば請求は正当です。
慰謝料は浮気（不貞行為）の証拠があれば、200万円～400万円ぐらいが相場です。
請求を行うには相手の素性を把握していなければいけませんが、把握できているのであれば「浮気相手へ慰謝料請求」は選択肢の１つです。
対処法③ 妻に慰謝料請求を行う（離婚はしない）
対処方法の１つとして、妻に慰謝料請求を行うことを視野にいれるのもよいでしょう。浮気相手と同様、浮気の証拠がある場合には浮気をした妻にも慰謝料請求は可能です。
意外に思われるかもしれませんが、離婚という選択肢を取らなくても慰謝料請求は可能なのです。
あくまで「今回の浮気」に関しての慰謝料請求を行います。
離婚はしないけれど、慰謝料請求を行うことで、慰謝料請求の後は全て水に流し、浮気に至ってしまったポイントを2人で埋めていくことが出来ればよいですね。
対処法④ 慰謝料請求を行い、離婚する
慰謝料請求を行い、離婚する。５つある対処法の中でも一番選ばれることが多い選択です。
やはり生涯一緒に頑張っていくと決めた妻に浮気をされるというのは、あなたにとってとても大きな出来事であり、深い傷を負ったことでしょう。
妻と浮気相手、両方に慰謝料請求を行い、離婚する。浮気をされたあなたにはその選択をする権利があります。
慰謝料請求には浮気の証拠が必要になりますので、証拠がある場合は使いどころを間違えないようにしましょう。
ない場合は、証拠を取る必要がありますので、下の項目で詳しくお伝えしますのでこちらも参考にしてみてください。
対処法⑤ あえて対処せずそのまま過ごす
あえて対処せずにそのまま過ごすのも対処法の１つです。妻の浮気が発覚している場合でも、一旦様子を見たいという方はいるでしょう。
そのような場合は、浮気が終わるのを待つというのも選択肢の１つです。妻が家に帰ってきたくなる、あなたの元に戻って来たくなる環境を作ることができれば、一番平和に事態が収まります。
又、対処しないにしてもやっておいてほしいのは、妻の動きをメモしておくということです。
今後どのような動きをする場合でも、そのメモは行動の指針になるはずです。
妻の浮気が発覚した場合に夫ができる証拠の掴み方５選
あなたが一人でできる証拠の掴み方をお伝えします。確固たる証拠となるのは「ラブホテルの出入り」等ですが、それを一人で行うのは大変リスクが高いのでおすすめしません。
そこまでの証拠を望むのであれば、探偵業者に依頼したほうがよいでしょう。ここでは、それ以外になにができるのか、やっておいたほうがいいのかをお伝えします。
証拠を掴むポイント① 妻のLINEの履歴を撮影する
妻のLINEの履歴を撮影する。日本の人口の86％が使用しているというLINE。浮気のやりとりもLINEの中に入っている可能性がとても高いです。
リスクがある場合はやめた方が良いですが、もし確認できる場合は、履歴をあなたのスマートフォンで撮影しておくとよいでしょう。
あくまで、気軽に見れる場合です。強引に見ようとすると新たなトラブルが起きる可能性が高いのでやめてください。
証拠を掴むポイント② カーナビ等の履歴を記録する
カーナビ等の履歴を記録するのも有効です。カーナビやETCの履歴を見ることが出来れば、妻の行動パターンが把握できます。
不自然に住宅街を経由していたり、明らかにデートと思われる遠出の履歴があるならば、全て記録しておきましょう。
他の証拠と組み合わせることで交渉時にも有利になります。妻の動きを記録しておくことは、あなたが1人でできる材料集めです。
証拠を掴むポイント③ 領収書やレシートを撮影する
領収書やレシートを撮影しておくのも良いでしょう。領収書やレシートには、購入したものだけでなく購入日や店名も記載してあります。
購入日と店名を合わせれば、いつどこにいたのかを把握することができます。同じコンビニやレストランが何日分も出てこれば、浮気相手と会っている場所や日時のヒントになります。
こちらもあくまで気軽に見れる場合には行っても良いでしょう。領収書やレシートがあれば、記録しておいてください。
証拠を掴むポイント④ ボイスレコーダーを使用する
ボイスレコーダーを使用するのも手です。音声というのは証拠になります。仕掛ける場所は、ご自宅若しくは車内です。
妻が自宅で1人になる時間があるのなら、もしかしたら浮気相手との会話を録音できるかもしれません。やってはいけないのは、妻の手荷物に入れることです。
女性は男性よりも手荷物の中身を整理する習慣がありますので、見覚えのない物が入っているとバレてしまう可能性があります。
ボイスレコーダーを使うのは有効ですが、くれぐれも慎重に行いましょう。
証拠を掴むポイント⑤ 妻の動きとあなたの感情を記録する
あなたの感情を記録しておくのも有効です。カーナビやレシート等で、妻の動きを把握できるかもしれません。
それと併せて、いつどこに出かけたのかをなるべくメモしておくと、妻の動きのパターンが得られます。パターンを把握できれば、音声（ICレコーダー）での証拠撮りも狙い撃ちできます。
そして、あなたの感情やその日の天気等も書き留めておくと、もし調停等になった場合に提出できる資料となります。意外と思われるかもしれませんが、あなたの感情も記録しておきましょう。
まとめ
以上、妻に浮気された時に行うべき対処方法5つと、浮気の証拠の掴み方について解説しました。
妻に浮気された時の対処方法でご自身の未来を決めて頂き、もしその際に証拠が必要となれば、自分でできる証拠の掴み方を参考にして頂ければと思います。
今ある「浮気をされた」という立場の中で動くことが大切です。
もし強引に妻のスマートフォンを奪い取ったり、浮気相手を脅したりしてしまえば、「浮気の被害者」から「加害者」にもなってしまうかもしれません。
行動するときは、どうか慎重に行ってください。あなたのより良い未来の為に、当記事の内容を参考にしていただければ幸いです。
