彼氏が既婚者かもしれない。そんな疑問を持った時、大きな不安が襲ってきますよね。
一度気になると、彼の行動や言動の全てが怪しく見えてきます。
この記事では、「彼氏が既婚者かどうかを見極めるポイント」と「彼氏が既婚者だった場合の対処方法」をメインにお伝えします。
少しでもあなたのお悩み解決の参考になることができれば幸いです。
✔彼氏が既婚者ということが判明し、どうすればいいかわからない方
既婚者だった場合のリスク
それでは、まず初めに彼氏が既婚者だった場合のリスクについて具体的に見ていきましょう。
リスクをしっかりと把握しておけば、彼との付き合い方も変わってくることでしょう。
既婚者だった場合のリスク① 奥さんから慰謝料請求される
あなたは一般的に言う「既婚者との浮気」に該当することになります。それはつまり、彼氏の奥さんから見ればあなたは憎い浮気相手という立場になっているということ。
もし関係がバレてしまえば、あなたに対して慰謝料請求するということはごく自然な流れです。
金額はバラつきが多いですが、100万円~200万円ぐらいの請求がくることは覚悟しておいたほうがいいでしょう。
既婚者だった場合のリスク② 自分の優先順位が低い
彼氏からすれば、あなたは彼女です。しかし、既婚者となるとその上に「妻」というポジションがきてしまいます。
普段のデート等では妻とあなたの優先順位は感じにくいかもしれませんが、彼氏の生活に大きな変化があった時、彼氏は当然妻を中心に物事を考える可能性が高いでしょう。
それは気持ちの部分もそうですが、住む場所や収入など、社会的な活動の面では妻を優先するのは自然です。
既婚者だった場合のリスク③ 将来を考えにくい
あなたがもし彼氏との将来(結婚など)を考えている場合、それは普通よりもかなりハードルが高くなります。
そしてその離婚も、財産や住む場所、仕事や子供などたくさんのことを整理しなければなりません。
実際にそういった手続きを目の前にして、果たして彼氏は自分の元にやってくるでしょうか。
自分の元にやってくる際に、「あなたが原因で離婚となった」という形になってしまうと、奥さんからの慰謝料請求などが発生する可能性もあります。
そういったハードルを飛び越えていかなければならないので、現時点な将来が考えにくくなってしまいます。そういったリスクもあることは理解しておきましょう。
既婚者だった場合のリスク④ 隠れて交際しなければならない
こちらは直接的なリスクではないかもしれませんが、今後もお付き合いしていきたいという場合は精神的に負荷がかかってきます。
相手の奥さんにバレてはいけないという状況がずっと続くため、どこへデートに行くにも周囲を警戒しなければなりません。
そういった負荷がかかった状態で交際を続けるのは、精神的に健全な状態ではいられません。
もっと堂々と交際をしたいという気持ちが強くなり、挙句破綻してしまうカップルは多いのです。
既婚者だった場合のリスク⑤ DV被害者と同じメンタルになる
彼氏が既婚者だった場合、当然周囲からの理解は得にくいですよね。
そういった状況になって一番危険なのは、周囲から「そんな男はやめておきなさい」と言われ続けることです。
彼氏のことを悪く言うセリフを浴び続けることによって、「彼にはほかにもいいところがある。彼を守るのは私しかいない」という思考回路になってしまうのです。
そう、これはDVの被害者がDV加害者から離れられない構図とよく似ています。非常に危険です。
彼氏が既婚者かどうかを見極めるポイント
彼氏が既婚者だった場合のリスクがわかったところで、次は「彼氏が既婚者かどうかを見極めるポイント」を見ていきましょう。
婚約指輪の有無など、絶対に隠すものは省いてあります。
既婚者であることを隠している男性は、多くの人が似た特徴を持っています。自分の彼氏に当てはまるかどうかを参考にしてください。
彼氏が既婚者かどうかを見極めるポイント ①自宅や宿泊について
よく嘘で使われるのは「実家に住んでいる」というもの。実家に住んでいるから家には呼べないと言われれば、こちらは強く言えません。
かたくなに自宅でのデートを拒否する場合は気を付けた方がいいでしょう。
又、宿泊に関しても同様です。既婚者は基本的には頻繁に外泊できません。外泊を断る理由が、実家が~両親が~ということを絡めてくるのであれば、既婚者だと疑ってもよいでしょう。
彼氏が既婚者かどうかを見極めるポイント ②連絡手段や連絡のタイミングについて
つまり、こちらから電話をしても繋がらないが、メッセージのやりとりは可能といった具合です。
当然、既婚者の場合は自宅に妻がいるので電話の応対をするのは難しいです。メッセージであれば同じ空間に妻が居ても返信するのは難しくはないですよね。
また、連絡のタイミングにも注目してみましょう。夜、妻と食事をしているであろう時間はなかなか連絡がとれなかったり、休日のはずなのに連絡がつかないというのは怪しいです。
休日に連絡が取りづらい状況が続くということは、休日は家族サービスをしているのかもしれません。
このように連絡手段と連絡のタイミングは、彼氏が既婚者かどうか見極めることができるポイントと言えます。
彼氏が既婚者かどうかを見極めるポイント ③写真やSNSについて
二人で撮った写真を、彼氏が端末に残しているかどうかをチェックしてみましょう。
既婚男性にとって、他の女性とのツーショットが自分の携帯電話に入っているのは気が気ではありません。特に理由もなく削除していれば、既婚者の可能性があると言えるでしょう。
又、当然ですが既婚者の場合はSNSに自分の写真を載せて欲しくありません。共通の知り合いに見られて既婚者だとバレるリスクが高いですし、後々浮気がバレた時にそういった写真が証拠になってしまうからです。
写真って意外と怖いのね。
彼氏が既婚者かどうかを見極めるポイント ④プレゼントについて
誕生日プレゼントや、出先で一緒に購入した物を使っているかどうかで見極めることも可能です。
消費するものではなく形として残るものをあげた時、その後彼氏が身に着けていなかったり使っていなかった場合、既婚者である可能性があります。
既婚男性にとってそういった物を家に持ち帰ることはリスクであるため、処分してしまうか、車などに置きっぱなしにしていることが考えられます。
彼氏が既婚者かどうかを見極めるポイント ⑤車について
彼氏が車を持っている場合、まず車に乗せてもらえるかどうかがポイントです。
既婚男性にとって、妻以外の女性を車に乗せるのは少し怖いものです。何故なら座席の位置をずらされたり、物を忘れられてしまったりすると、それがすぐに妻に浮気を疑われてしまうからです。
乗せてもらえるかどうかが第一段階の見極めポイントと言えます。
そして、次は車内です。チャイルドシートがあったり明らかに彼の趣味でないものが置いてある場合は、ほぼほぼ既婚者と見て良いでしょう。
他にも車内の香りが彼の趣味ではない、車種がファミリー向けかどうかなど、車にはたくさんのヒントがあります。
彼氏が既婚者だった場合の対処方法
それでは、彼氏が既婚者だったことが判明した場合にはどのような対処方法があるのでしょうか?
1つ1つ理由も含めてみていきましょう。
彼氏が既婚者だった場合の対処方法 ①別れる(別れ方の注意ポイントも解説)
彼氏が既婚者だった場合、一番初めに考えるべき選択肢は別れることです。
既婚男性と交際するということは、その中に不貞行為が含まれていることが前提として見られます。
それはつまり不法行為となり、法的にあなたが処分を受ける立場になってしまうのです。
では、別れる選択肢を取るとしてどのような別れ方がいいのか。ベストは、彼氏に怒りをぶつけて別れることではなく、主導権を握りながら淡々と別れることです。
どういうことかというと、別れるとしても現時点であなたが負っている「奥さんから慰謝料請求される」というリスクから少しでも遠ざける必要があるからです。
やるべきことはただ1つ、淡々と彼氏に二人のやりとりを消してもらう、写真を消してもらう、連絡先を消してもらうなどあなたと関わった証拠となるものを全て消してもらうことです。
嘘をつかれていたということで彼氏に怒って連絡を取らなくなるだけでは、リスクが残ったままとなってしまいます。それを消し去る為に、上記のことを行いましょう。
彼氏が既婚者だった場合の対処方法 ②今の関係を継続する
そんなときは、今の関係を継続するのも2人の選択としてはありかもしれません。
もちろん、さんざんこのメディアで書き連ねてきた「リスク」を承知の上での交際になりますが。。。
今の関係を継続する場合にやっておくべきことは、「ルールを作ること」。絶対に必要なのは連絡手段のルール、会う日のルール、あなたよりも妻を優先するというルールです。
連絡手段はなるべく彼氏が1人になれる時間に「電話する」ことがいいでしょう。メッセージアプリは、証拠がどんどん溜まっていってしまうので危険です。会う日はもちろん彼が妻に不自然がられない日程で。そして最後に、あなたよりも妻を優先するという2人の共通認識が必要です。
この共通認識はあなたにとって痛みを伴いますが、それこそが、2人の関係を長く継続させることに必要な掟です。リスクを承知し、慎重に交際しましょう。
彼氏が既婚者だった場合の対処方法 ③彼氏に離婚してもらう
彼氏が既婚者だった場合に、彼氏に離婚してもらうという選択をとる女性も少なくはありません。
離婚してもらう時に一番気を付けなければいけないのが、「あなたが原因で離婚した」という構図にならないことです。
この構図になってしまうと、あなたへの慰謝料請求額は高くなってしまいますし、彼氏は有責配偶者という立場になってしまい、妻が同意しない限り有責配偶者(彼氏)からの離婚請求は認められないことになります。つまり、離婚できなくなる可能性が出てくるのです。
他に離婚事由がありそうであれば、そちらの理由でしてもらうようにするしかありません。
離婚してもらうということは、1つの家庭を崩壊させることです。法的リスクはもちろん、道徳的な負荷がかかてくるのは間違いありません。勢いだけで考えないことをおすすめします。
この記事のまとめ
彼氏が既婚者だった場合のリスクや対策方法についてお伝えしました。
もし、彼氏が既婚者であることを隠している場合は、あなたを都合の良い女性として見ている可能性が大いにあり得ます。
私もそういった立場の方からの相談をたくさん受けてきましたが、皆さん苦しそうであるけれども、どのように気持ちの整理をすればいいのかわからない。という状況の方が多いです。
この記事をお読みになり、ご自身を守るためにできることを見つけ出して頂ければと思います。
あなたのより良い未来の為に、当記事の内容を参考にしていただければ幸いです。